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[169] - 2015/10/15 (19:29)

水素エネルギー研究開発センター
「水素エネルギー研究開発センター」が 2015グッドデザイン賞 を受賞。(専門家向けの先端的デザイン)


■水素エネルギー研究開発センター
再生エネルギー水素製造/電力貯蔵システムの基礎開発・実証試験 水素社会コンセプト及びソリューションの展示施設


用途:水素エネルギーのショールーム
建築面積: 900㎡
構造規模: 平屋建て立体ブレース付軽量鉄骨造
工期: 2014年12月〜2015年4月(約3か月)


(施設概要)
自然エネルギーでつくった電気を、水素に変換してためたりつかったりできる新しいインフラシステムのショールーム。中庭の大きな水素タンクが特徴的。ここでの展示によると、所謂「地産地消型」エネルギー供給システムが、本当に小さなパッケージで実現できるようだ。インフラコストが掛かり過ぎる離島開発や大規模災害時のエネルギー供給などにも力を発揮するはず。工場街区の中にあり、残念ながら各国政府関係者や電気事業者向け等への公開のみで、一般には公開されていない。でも将来への可能性はとても感じられる施設。


(デザインコンセプト)
このショールームは、新しい水素の技術が社会をやさしくつないで行くイメージでデザインしている。水素技術は、その姿を水や電気に変えながらも、これからの新しい社会の基幹を担うエネルギーとなる。表立っては見えないけれども、人の暮らしと環境の間をやさしくつなぐ「流れ」のようなものだ。
そして、新しい「流れ」を表現するためには、当然、何らかの世界観の提示が必要であると考えた。
ここではそうした「流れ」を、伝統的な日本の自然観を映しだす枯山水庭園の砂紋のように見立てて、大きなストライプとして空間全体に流してみた。「流れ」の中には、水素タンクのキラめきが移ろう中庭や、モノリシックに佇む景石のように、様々な技術のパッケージが点在する。庭園の水盤が映し出す季節の移ろいのような映像や情報も流れる。このショールームは、これからの人と環境の新しい自然観を映し出す「テクノロジーの庭園」でもあるのだ。




■概念図/ ”水素テクノロジーの庭園”
■150410水素エネルギー研究開発センター 概念図_convert_20150622202536






撮影/ 中川敦玲

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