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[174] - 2015/07/04 (00:36)

玉川上水の二つの隆起


二つの石積みの隆起の中は、高さ4mのドーム状の空間になっている。
そして、その内部空間の床から下の大地には、合祀のための穴が穿たれている。
地上と大地をつなぐ隆起となっている。
隆起する石積みは、大地から生を受けた証である。
と同時に、上方に懸垂曲線を描く石積みは、地上での質量を余すところなく大地にもどす造形でもある。
合祀のための造形として、大地から生まれたことと、大地に還ることを同時に考えたのである。



石積みは、長年イサム・ノグチのパートナーであった彫刻家の和泉正敏氏による造形である。
懸垂曲線に沿った安定した石積みとしている。
同様に、下地のドーム型コンクリート躯体も懸垂曲線を描いている。
合祀墓は何世代にも連綿と引き継がれるものである。
しかし、当然それを構成する物質は、永遠に安定している訳ではない。
ましてや人工的に作ったコンクリートなどは、耐用年数にも限界がある。
でも懸垂曲線で積んでいれば、コンクリートの構造体に強度が無くなるぐらいの時が経ったとしても、
合祀墓は安定して隆起し続けるのである。
未来永劫続くのである。

押尾章治



04+合祀墓2期工事東側参道_convert_20150704000246




01+東側鳥瞰_convert_20150703235920


02+中央通路及び右側1期工事+左側2期工事+正面聖霊殿工事_convert_20150704000041


03+合祀墓北東側_convert_20150704000115


02+合祀墓東側_convert_20150704000003


03+中央通路及び左側合祀墓1期工事+右側合祀墓2期工事_convert_20150704000202


04+合祀墓北側_convert_20150704000410


05+合祀墓南側_convert_20150704000924


05+合祀墓2期工事南側参道・東屋_convert_20150704000448


06+合祀墓西側_convert_20150704001410


06+水子地蔵尊+合祀墓2期工事_convert_20150704001501


07+合祀墓内観_convert_20150704001539


08+合祀墓内観_convert_20150704001631


09+合祀墓+トラスウォール取付中_convert_20150704001701


10+合祀墓+石張り施工前_convert_20150704002100



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